コレクション: 株式会社飛良泉本舗
1487年(長享元年)室町時代に創業した、日本で3番目に古い歴史を有する飛良泉本舗は、鳥海山のふもとにある秋田県にかほ市で酒造りに励んでおられます。
明治15年築の土蔵は、温度変化にも負けない酒造りに適した環境を生み出し、また蔵の外には創業以来、樹齢500年の大きな欅の木があり、夏場の日光を遮り、蔵の温度を低温で保つ役割を担っています。
飛良泉の特徴は、昔ながらの酒母製造方法の「山廃仕込み」で造ること。
空気中の乳酸菌などの微生物の力を利用し、自然のままに酒母を培養、育成。
微妙なさじ加減の温度管理が必要とされます。
手間ひまを惜しまず、手のかかる我が子を育てるように作られています。
飛囀(ひてん)シリーズは山廃独特の従来の「ゴツくて辛い」酒から、じつにきれいでなめらかな酒へ昇華されており、甘みと酸味のバランスが絶妙です。