コレクション: 青木酒造株式会社
『淡麗旨口』の酒質を特徴とし雪国ならではの食文化に寄り添う"米感のある押し味となめらかな余韻"が多くの飲み手を魅了しております。
新潟県魚沼地域は日本有数の豪雪地帯。
否応なしに雪と共存しなくてはいけないこの場所に青木酒造さんはございます。
「雪は時には災害を引き起こす厄介者で苦労が絶えませんが、再生エネルギーとして活躍してくれる有難い資源でもある」と考えられており、酒造りに欠かせない仕込み水も山からの雪解け水が地下水となり、安定した水量の供給があります。
さらに雪はただ降るだけで空気中のチリや埃を落としてくれる。いわば天然のクリーンルーム。
それもあり鶴齢さんは雪室を使用しております。
雪室は電気を使った冷蔵と違い庫内の温度変化はないに等しく、5℃の貯蔵庫には生酒、5℃の熟成庫には純米吟醸酒、そして外気温度差−5℃~-10℃の保存庫にはレギュラー酒などを保管するという。
貯蔵はすべて瓶貯蔵されています。
「地元あっての酒蔵、地域に必要とされないと300年も続かない。地元に必要とされるためにはどうしたらいいか」を常日頃から考えられており、いろいろな活動をされているが、「雪男」の売り上げの一部は、山岳救助隊への寄付も行っているそうです。