磐城壽 純米吟醸 「甦る」

新・甦る

3月11日発売開始『磐城壽・純米吟醸「甦る」限定発売のご案内』

磐城壽 純米吟醸 「甦る」(よみがえる)

1800ml \2,600 / 720ml ¥1,400  (税抜)

※数量に限りがございます、お早めにご購入・お問い合わせください。
本日ご紹介致します・・・磐城壽・新「甦る」をご説明させていただく前に「磐城壽」鈴木酒造店のお話をさせていただきます。
「磐城壽」を醸す、鈴木酒造店は目の前には太平洋が広がる福島県浪江町の請戸地区にありました。

しかし2011年3月11日の東日本大震災津波により、津波で酒蔵のすべてを流されしまい、また福島第一原発の10Km圏内であることから
追われる様に避難を余儀なくされました。

壊滅的な打撃を受けはしましたが、無事に避難した蔵元は断腸の思いで福島県浪江町から離れ、
山形県長井の廃業予定であった「東洋酒造」を引き継ぎ、山形県長井の土で生きる思いを胸に決め、
並大抵の努力ではできない決意の再出発をされます。そして、またいつの日か浪江町での蔵の復活を心から願っておられます。

しかし冬でもほぼ雪が降らない温暖な浪江から雪深い長井へ移り、気候が全く違う環境で酒造りは非常に神経を使うものでした。
そのような環境下でも、お酒造りへの愛情と情熱は熱を増し、毎年素晴らしいお酒が醸し出されています。
そして!本日ご紹介致します・・・磐城壽・新「甦る」
は、鈴木酒造店が引き継ぐ事になった前身蔵である「東洋酒造」時代にあった商品:清酒「甦る」の話にさかのぼります。

現在蔵元があります山形県長井市が循環型社会(農業)を目指し、一般家庭ごみを回収し堆肥に換え、
農作物や加工品を作る「レインボープラン」という認証を受けた「さわのはな」米を使用し、「東洋酒造」が清酒「甦る」として平成23年まで販売しておりました。

「レインボープラン」 http://samidare.jp/rainbow/

そして震災後、福島県内から長井市に非難した方々が「NPO法人レインボープラン市民農場」の支援を受け「福幸ファーム」という団体を運営し
長井市が推奨する「レインボープラン」を活用した安心安全な農作物を現在も作っておられます。。

避難者である「福幸ファーム」の方々が「郷の粋」である農業をもって積極的に地域コミュニティに加わり交流する姿を見て、「何か蔵元でも出来ないか・・・」
と考えていた折に、「福幸ファーム」よりそのレインボープランで認証を受けた「さわのはな」米での醸造以来を受けることになり、このお酒の販売に至ります。

磐城壽の新「甦る」は「東洋酒造」の思いを受け継ぎ、さらには避難者が手がけたお酒なのです。
別々の故郷を持ちつつも、それに応える様に長井で長年親しまれた貴重な「さわのはな」の種子を農家さんから特別に譲っていただき、そしてお米作りからスタートされ、
「さわのはな」を育てるに当たって、事有るごとに農業指導してくだる「福幸ファーム」御厚意の詰まったお酒でもあります。

避難者の方が、人とのふれあいを通し気持ちの交流の場を得て益々活動の場が広くなっていってくれれば、そして陽の循環の輪を具現した酒に
この新「甦る」がなれればと言う思いが詰まっています。

そのような、震災を乗り越え人と人、自然との調和、なにより「思いやりと心意気の輪はかぎりなく」といった思いに酒蔵なかやまも共鳴し、
このお酒をひとりでも多くの方に
飲んでいただきたく思っております。

そして、今回の原発事故による非難の一番の被害者は子供たちです。鈴木酒造店さんは「新・甦る」の売上の一部を非難児童・生徒の支援に
使いたいと考えておられます。